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190702

 190702
 私がうまれた頃は終戦から4年、敗戦・占領下のとにかく貧しい時。家も貧乏、場末でもあるし外も似たり寄ったりだったのだろう。自分は覚えていないのだが、親の言うには大事に取っておいた卵を使おうと思ったが中身のない卵が皿に乗っていた。卵の尻に穴を空けて中身を飲んでしまったらしい。蛋白氏が足らなかったのだ。それを母が後々言うのは、当時の卵がとても貴重であったのだ。
 狭い路地にも物売りがよく来た、大概が自転車で来るがかなりイカガワシイものを売っていたらしい。
190703
父には学歴が無かった。真面目でもあるためか何時も貧しかった、しかしその愚痴を聞いたことは無かった。私は今でも愚痴っぽい、今それは畏敬に値する。家族の常で父との確執は揚々あったが、反抗期を脱したのか今では 真面目に生きた父が懐かしい。

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